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妊娠中期に逆子と診断~逆子が治るまで
妊娠中期の頃の話です。
妊娠26週目の通常の健診で、先生から『お腹の子は順調に育っています。が、逆子ですね!!』と言われてしまいました。
これまでの健診では、お腹の子は無事だろうか、元気に育っているかな?と毎回不安と楽しみを胸に健診を受けてきましたが、逆子かもしれないという考えは全くありませんでした。
当時、妊娠に関する知識は浅かったものの、逆子が治らないと帝王切開になるということは知っていました。
すごく不安になって、先生に『私このままだと帝王切開ですよね?』と尋ねると、先生は『このまま36週くらいまで治らなかったらね。でも殆どの人は逆子は治るし、妊娠26週で逆子なのは3人に1人くらいだから次の健診まで様子を見よう』と言いました。
それを聞いて少しほっとしてその日は帰宅したのですが、2週間後の健診(妊娠28週目)で、まさかの逆子のまま。
先生はまだまだ治る可能性の方が高いと言っていたのですが、逆子体操を教えてもらい、帰宅しました。
その日から朝昼晩と逆子体操を実践するも、治る(お腹の赤ちゃんが回る)気配なし(^_^;)
まだ逆子が治らないと決まったわけではないのに、帝王切開への恐怖から、何としてでも逆子を治すぞと自分なりに調べた逆子を治す方法を試す日々が始まりました。
というわけで、今回はそんな私が実際に試した逆子を治す6つの方法を記載させて頂きます。
出産の直前まで逆子なのは3~5%と低いそうですが、やはり逆子と診断されたら気になるもの。
多くの人は30週~32週くらいに頭位になるそうなので、週数が進んでも逆子のままだと、もう治らないのでは?と不安が増しますよね。私もそうでした。
実際に、私が逆子が治ったのは34週と5日の健診のときとかなり遅かったのです。この日に治ってなかったら帝王切開の話をすると言われていたので、すごく安堵したのを今でもはっきりと覚えています。
妊娠26週から34週まで、約2ヶ月間逆子だったので、先生も治ると思ってなかったみたいで驚いてました^^;
34週かどうかに関わらず、週数が進むにつれ、事実逆子が治る人は少なくなってきます(赤ちゃんが大きくなるにつれ、お腹の中のスペースが窮屈になり、赤ちゃんが回るスペースが少なくなってくるからです)。ですが治る人がいるというのもまた事実です。
今回ご紹介させて頂く逆子を治す方法6つについて、結局のところどれがどのくらいの効果があって治ったのかはわかりません。
私には赤ちゃんが逆子から頭位になった瞬間がわからなかったからです(人によっては、例えば逆子体操中に赤ちゃんが回るのを感じたという人もいるようです)。
ですが、全力で取り組んで治ったのは事実なので、どなたかの参考になればと思い、ご紹介させて頂きます。
逆子でお悩みの方、治るか治らないかは神のみぞ知ることなのかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。
私は、治っても治らなくてもやれるだけのことはしたいタイプなので取り組んできましたが、全部やるのは正直なところ大変だったので、もしやってみようかなと思われる方がいらっしゃったら、あくまでもご自身が無理のない範囲で取り組まれることをおすすめいたします。
逆子を治すために取り組んだ”6つの方法”
1.逆子体操
定番中の定番だと思いますが、28週の健診時、逆子だったため、産院から逆子体操をするよう、勧められました。
特別な方法ではなく、よくある逆子体操で、写真↓のように
☑おしりを高く突き上げた状態で10分キープ
↓ ↓ ↓
☑バタンと右か左(左右どちらに倒れるかは赤ちゃん向きにようので、産院の先生の指示に従いましょう(赤ちゃんの背中が上にくるように倒れるのが通常です))に倒れて15分そのままの状態で休む
というものです。
これを1日3回、以下の時間帯に行っていました。
- 朝起きてすぐ(起き上がる前)
- お昼前後(昼食前後30分はあける)
- 夜寝る前
無理はしないことと、気分が悪くなったり、お腹の張りを感じたらやめること。
この2つは守って行ってくださいと産院の先生から言われていたので、無理はしないようにしていましたが、私は逆子体操で気分が悪くなることもなければ、お腹が張ったように感じることもなかったので、外出の時間(お昼時)とかぶらない限りは行っていました。朝晩についても、1回やらなかった時があったかなくらいで、毎日行っていました。
正直なところ、逆子体操は気休めみたいなものと先生はおっしゃってました。逆子体操をして治った人もいれば治らない人もいますが、やってみなければわからないので、逆子体操をする時間が取れる方はやってみてもいいかと思います。
2.お灸
ネットで逆子を治す方法について調べると、お灸が良いという情報がたくさんありました。
調べてみると、逆子治療を得意とする鍼灸院もあったので、通えるところを検索し、お灸に通っていました。
基本的には週1回、行けるときは週2回通い、合計9回通った時点で逆子が治りました。
私が通っていたところは逆子治療を専門としている鍼灸院で、9割以程度の方の逆子が治ったという実績がありました。
鍼灸院は本当に各地あちこちに存在するので、お近くの鍼灸院について調べてみると良いかもしれません。
また、お灸には体を暖める効果があります。妊婦に冷えは大敵ですし、妊娠中お灸をすえることで、胃腸の丈夫な赤ちゃんが産まれると先生はおっしゃっていました。例え逆子が治らなかったとしても、赤ちゃんと妊婦さんに良い影響を及ぼしてくれるので、通うことに決めました。
そして、通うだけでなく、市販のお灸を購入し、午前と午後に1回ずつ、三陰交と至陰というツボに自宅でお灸をすえていました。
3.体を冷やさない
逆子の原因ははっきりとはわかりませんが、冷えが原因であるとも言われています。
逆子でなくでも、妊婦さんに冷えは大敵なので、体を温めることを常に意識していました。
体を冷やさないためにやっていたこと
☑冷たい飲み物や食べ物(アイスやサラダなど)を控える(常温以上の温度のものを飲む)
☑足首を温める
☑腹巻きをする
あれもこれもしようとするとストレスになるし、続かないので、上記にあげた3つを実施していました。
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4.逆子を治す整体に通う
逆子を治す方法を調べていると意外にも、逆子治療の整体がヒットしました。
正直なところ、お灸にも通っているので、整体にもプラスで通おうと思うと費用がかさむなあと思っていたのですが、中途半端にがんばるよりは思い切り頑張ろうと思い(笑)、まずは1度行ってみて良ければ継続して通うことにしました。
1度行ったところ、効果があったのか、逆子は1度目では治らなかったのですが、胎動をよく感じるようになりました。
身体が歪んでいたので、それを矯正することで赤ちゃんも動きやすくなったのだと思います。
当たり前ですが、身体の歪みがない方が健康面からも良いので、整体師さんの腕も非常によかったとこから、通うことにしました。
結果、3回目終了後の健診で逆子が治りました。
5.寝る時の体制に気をつける
これは、産院から逆子体操を教えていただいた時に、一緒に教えていただきました。
逆子体操と同様、赤ちゃんの背中が上にくるように、左右どちらかを向いて寝ます(こちらも左右どちらに向くかは産院の先生の指示に従いましょう)。
妊娠後期になってくると、仰向けに寝るのはきついので左右どちらかに向いてしか寝れないと思うので、苦痛なことはないと思っていましたが、私は向き癖が少しあるため(なんとなく右向きのほうが寝やすい)、左向きの指示があった時は少しストレスを感じました。
無理のない範囲で実施することの方が大事だと思います。
6.逆子を治すことを諦める
これまで、こんだけ逆子を治すことを語っていたくせにどうしたんだ?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、逆子を治すことを諦めるってすごく大事なことなんです。
治そう、治そうとばかり考えているとストレスになるものです。
実際私も、ストレスを感じていた時期がありましたし、治らなかったらどうしよう(どうしようもないですが)と考え始めると不安でした。
ただ、ストレスは本当に大敵で、ストレスを感じると赤ちゃんにも伝わるのか、リラックスした状態で過ごすことが大事というのは、どの逆子治療関連の記事にも書かれていました。
それが簡単にできれば誰も苦労しないと最初は思っていました。
でも私は2ヶ月もの間、逆子を経験し、さすがに期間が長かったのか、33週の頃、もう逆子のままでも良いよ!とお腹の赤ちゃんに語りかけるようになりました。
努力はするけど、なるようにしかならないし、我が子はこの体勢が心地いいんだよね!と逆子であることを受け入れられるようになったのです。
それまでは、正直なところ受け入れられませんでした。お腹を切るのは嫌の一点張り(お恥ずかしい話ですが)。
逆子であることや治らなかったら帝王切開になるということを受け入れられるようになったことの心境の変化として、逆子の期間が長かったため、受け入れることを考えるための期間があったというのもありますが、一番は帝王切開は安全な出産方法であり、いまや4人に1人は帝王切開にて出産をしているという事実を知ったからです。
結局のところ、34週の半ばに逆子が治ったのですが、もう逆子のままでも帝王切開でも大丈夫!頑張る!と心から思うことができた頃でした。きっとそれまでは身体が強張って、赤ちゃんも自由に動けなかったのかな?
最初に述べたようにこれをして逆子が治った!とは言えませんが(逆子が治った瞬間はわからなかったので)、先に述べた体操やらお灸やら整体やらを実施しなくても、リラックスして過ごすだけで治るんじゃないかと思うくらい、心の状態って重要なことだと思いました。
まとめ
逆子を治す方法について、私が実際に試した方法全てをご紹介させて頂きましたが如何でしたでしょうか。
逆子と診断されても、自然に治るのを待つのみという方もいらっしゃるようなので、逆子を治すためにこれだけのことをしなければならないということはありませんが、ご自身のライフスタイルに合わせて、実践できるものや、これやってみようかな?と思うものが一つでもあれば幸いです。
とりあえず深く考えないこと(ストレスを溜めない)と、何もやらずに後悔するのであれば、やった方が良いと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
無事にご出産されることを祈っています。